個人で請求書を出す方法(法人がなくても)

法人がなくても、個人や個人事業主として請求書は出せます。何が変わるのか、税務署に何を確認すべきか、どう支払ってもらうかを解説します。

読了 1 分 · 更新日 2026/09/19

顧客の仕事を終えたら請求書を求められた。でも法人は持っていない — それでも請求書は出せます。請求書とは、仕事を提供した人からの支払いの請求であり、ほとんどの国では個人、フリーランス、個人事業主が自分の名前で発行できます。変わるのは書類上のいくつかの項目と、住んでいる場所によっては必要になる届出や申告です。

このガイドでは、個人の請求書がどのようなものか、それに頼る前に税務署へ何を確認すべきか、請求書をどう採番して保管するか、そして何の開業手続きもなくSimpleInvoiceできれいな一枚を作る方法を扱います。

法人がなくても請求書は出せるか

おおむね出せます。法人は商売をする一つの方法であり、個人であることはもう一つの方法です。ほとんどの税制は、個人がサービスから所得を得て個人の申告で報告することを認めており、多くの国にはそのための軽い区分があります — 個人事業主、自営業者、フリーランス、*auto-entrepreneur*、*Kleinunternehmer* など。請求書を出す前に届出を求める国もあれば、所得が一定額を超えてから求める国もあり、単発の仕事を継続的な事業と区別して扱う国もあります。

ほぼ世界共通なのは一点、その所得は課税対象であり、顧客の側にも支払いを報告する義務が生じうるということです。ですから本名で、堂々と請求し、控えを残してください。

請求書で変わるところ

ほとんど変わりません。個人の請求書も法人のものと同じ要素を備えます — 請求書に記載する項目を参照 — 違いは請求元ブロックと合計欄にある次の点です。

  • あなたの戸籍上の氏名を、法人名が入る位置に。屋号を使ってもかまいませんが、自分の名前も併記してください。
  • 自宅または事業所の住所 — 税務署が把握している住所です。
  • 個人の納税者番号を、地域の規則が求める場合に(納税者番号、身分証番号、開業届の番号など)。法人登記番号は存在しないので記載しません。
  • 消費税や VAT の行は不要です。課税事業者として登録していない場合にかぎります。多くの個人は登録基準額を下回っており、税抜きで請求します。その旨を一文添えることを求める国もあります。
  • 自分の銀行口座を支払情報に。銀行や税務署が別途定めていなければ個人口座で問題ありません。仕事用に口座を分けると記帳が楽になります。

採番と記録の保管

年に3枚しか出さなくても、最初の一枚から途切れない一本の連番で採番してください。単純な INV-0001INV-0002 で十分です。番号に年を入れたい場合の選択肢は請求書番号のベストプラクティスにあります。送った請求書はすべて PDF で保管し、いつ入金されたかを記録しましょう。年ごとのフォルダで十分に機能する仕組みですし、確定申告はそこから組み立てることになります。

SimpleInvoice を使う場合、作成中の請求書はブラウザの中にあり、書き出すたびに好きな場所へ保管できる PDF ができます。再度開いて編集できるバックアップが欲しければ、JSON の控えも書き出しておきましょう。

支払ってもらう

顧客は個人に対しても法人と同じように支払います — たいていは銀行振込です — が、特に大きな組織では、経理が先に書類や申告を求めることがあります。何が必要かは請求書を送るときではなく、仕事を決めるときに聞いておきましょう。明確な支払条件と期限を示してください。請求書の支払条件の解説が、契約部門を持たない人に合った標準的な設定を提案しています。海外の顧客には海外の取引先への請求方法が通貨と銀行情報を扱っています。

法人化を考えるとき

個人として請求するのは、単発の仕事や初期段階に向いています。法人化や正式な開業届を検討すべき兆候は三つ。所得が、届出や消費税の登録が義務になる基準額に近づいてきたとき。顧客の調達ルールが登録済みの取引先しか認めないとき。事業上の責任を個人資産から切り離したいとき。いずれも請求書そのものの仕組みは変えません。レイアウトも採番も記録もそのまま引き継げます。

合うテンプレート

シンプル請求書テンプレートが自然な出発点です。あなたの名前が入る素朴なヘッダー、日付、二つの住所ブロック、短い明細表と合計。税の行は必要になるまでオフになっています。フリーランス請求書テンプレートは案件の参照情報と、より詳しい支払情報を加えます。どちらかを開き、サンプルを自分の情報に置き換えてください。印刷されるラベルはすべて — 手持ちの識別番号の呼び名に変えられる「登録番号」を含めて — その場で編集できます。最初の一枚を送った後の日々の進め方はフリーランスの請求書発行にあります。

よくある間違い

入金の遅れや、税務署からの気まずい問い合わせにつながるものです。

  • 登録していない税を請求する。 課税事業者として登録していないなら、消費税や VAT の行を足さないでください。
  • 戸籍上の氏名ではなく通称を使う。 顧客の経理は、請求書と支払先の人物を突き合わせられなければなりません。
  • 番号を振り直す。 新しい案件ごとに1番から始めてはいけません。連番は働き続けるかぎり続きます。
  • 支払期限がない。 期限がなければ顧客の既定のサイクルが適用され、たいてい想定より長くなります。
  • 控えを残さない。 確定申告はそれに依存しています。

質問

個人で請求書を出すのに納税者番号は必要ですか?

必要なことが多いです。国によって、個人の納税者番号か開業届の番号が求められます。すべての請求書への記載を義務づける国もあれば、所得の申告だけを求める国もあります。最初の請求書の前に税務署へ確認してください。

単発の仕事でも請求書を出せますか?

通常は出せます。多くの税制は単発の所得を継続的な事業と区別して扱いますが、申告すべき所得であることに変わりはありません。自分の名前で通常の請求書を発行し、控えを保管してください。

顧客は私の個人口座に支払えますか?

通常は問題ありません。そもそも支払先となる法人口座が存在しないからです。銀行の規約を確認したうえで、記録を整えるために仕事の入金用の口座を分けることも検討してください。

実践してみる

エディターを開き、このガイドで説明した請求書を作ってみましょう。